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牛伏山-群馬県の山
牛伏山-群馬県の山
牛の背から上毛三山を一望
牛の背から上毛三山を一望
【展望台からの眺め】
○山行情報 | ||||
日程 | 2025年2月9日(日) | |||
山名(山域) | 牛伏山(西上州) | |||
入/下山地 | 第二駐車場 | |||
メンバー | 単独行 | |||
行動時間 | 1時間19分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
3.4km | 209m | 209m | ---歩 |
○コース(タイム)
第二駐車場(7:54)-(8:26)牛伏山-(8:39)牛伏山展望台-(9:14)第二駐車場
《山概略》
牛伏山(うしぶせやま)は、群馬県高崎市にある標高491メートルの山。ぐんま百名山の一つに選ばれている。その名のとおり、山の形が伏せている牛に似ていることから名付けられ、その北面は牛伏山自然公園として車道や遊歩道が整備されている。冬はロウバイ、春は桜、梅雨はアジサイの見頃を迎え、万葉集にも詠まれた山で、吉井町のシンボルとなっている。
《アプローチ編》
前日に観音山と石尊山を訪れ、安中市のホテルに宿泊していた。朝ホテルを出発し、吉井町の牛伏山へ向かった。牛伏山は山頂近くまで車道が続いているが、多少は登山をするために、中腹の第二駐車場で車を駐めることにした。ちなみに第二駐車場から山頂に続く道はゲートが閉まっていて、9時にならないと開かないようだ。
《牛伏山へ》
車でだいぶ登ってきたので標高280mほどの駐車場から山頂までの標高差は200mほどである。駐車場から車道の方へ出ると、すぐに登山口がある。歌碑やほのぼの石像が置かれている。ゲートを越えて車道を歩いても山頂へは着くのだろうが、山道の方を歩くことにする。
緩やかな擬木の階段が続き、やがて車道に出る。車道の脇にはところどころに誌碑が置いてあるので、単調な道でも飽きることがない。道の右手に廃屋が現れる。群馬展覧館と書かれているが何だったのだろうか、かつて賑わったときもあったのだろうか。
車道から右手に遊歩道が分かれている。入口には熊出没注意と書かれている。その先にまた詩碑がある。道は急斜面のトラバースで、山側はコンクリートの擁壁となっている。右手は藤岡の市街地が、木々の隙間から見えている。
急坂に擬木の階段が現れる。天空まで続いているような高さだ。階段に牛のマークが有り、350と書かれている。初めは何か分からなかったが、少し登っていくと150のマークが現れたので段数のことなのだろう。半分以上は登ったことになる。階段を黙々と上り続け、最後は牛マークの1となり急坂は終了。舗装された稜線に出る。
高みに向かって進み、鐘楼のある琴平神社を通り過ぎると、牛伏山の山頂(490.5m)である。岩の上の御影石に牛伏山と彫られている。近くに枯れ葉に半ば埋もれた三等三角点の石標がある。展望は木々に囲まれあまり見えず、その隙間からわずかに町並みが見える程度だ。
下山は舗装道を歩くことにする。先ほどの神社の横を通り下っていく。桜の木の下に、関東ふれあいの道の石柱を見つけ、この山も関東ふれあいの道の一部であることがわかる。そのまま下っていくと、天狗松や牛臥山の由来でもある臥牛石像がある。
舗装された尾根を下っていくと目の前に城が見えてくる。近づいて行くとそれは展望台のようだ。展望台にしては立派な城を立てたものだ。早速その展望台を登ろうと思ったら、まだ開城前の時間だった。開城まで10数分あるので、城のまわりをぐるりと回った。ちょうど城の裏手は展望台となっていて、富岡方面の素晴らしい景色を見ることが出来る。青空の下、赤城山は雲に覆われているものの榛名山は小さなピークが連なる姿がよく見える。左の方には真っ白な浅間山も確認できた。
展望台のお城の中には9時少し前に入ることが出来た。管理人がいるので有料かと思ったが無料だった。さっそく中の階段を登り最上階へ行く。最上階には吉井町のジオラマがあり、それらはこの展望台から眺めることが出来る。外のベランダに出て、ぐるりと一周回って360度の眺望を楽しんだ。
展望台の城から降りて、車道を下った。登ってくる車は無く、駐車場に着いても駐まってる車は、自分プラス一台だけだった。まだ時間が早いので、天気が良いこの日はこれから賑わうのだろうか。
○当日泊の宿 | |
ホテルルートイン安中★★★★ | |
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場所:群馬県安中市原市398-2 |
TEL:027-380-1211 | |
料金:1泊朝食 8,450円 | |
大浴場:有り | |
その他:珈琲自由 |
Camera:CANON EOS R8