西上州の山

丁須の頭


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クサリがピークへ誘う
山名 丁須の頭
山域 裏妙義(群馬県)
日程 2000年12月16日
天気 快晴
入山地 裏妙義国民宿舎
メンバー Ka氏、Ko氏、福島



国民宿舎裏妙義(7:50)−木戸(8:19)−(9:55)丁須の頭(10:05)−赤岩(10:50)−烏帽子岩(11:28)−(12:00)三方境(12:15)−(13:24)国民宿舎

 前夜泊まった軽井沢の知人宅を6:30に出発。軽井沢ICから隣の松井田妙義ICまで飛ばし、まずは妙義神社の駐車場へ。7時の集合に5分ほど遅れた。車から降りるとヒヤリと寒い。ここで表妙義縦走組を見送り、僕を含む裏妙義縦走組は再び車に乗り裏妙義国民宿舎へと向かう。

 国民宿舎の駐車場には10数台の車が止まっている。『無断駐車禁止』の立て看板があるため断ろうかと思ったが、国民宿舎の自動ドアは開かなかった。(7:41)
 宿舎左手に登山口があり、登山ポストもある。そして、
 『!これから先は急峻な岩場や鎖場など危険な場所が多くあります。体力、技術に自信のない人は引き返してください。』との過激な警告文。妙義山塊が危険な山とは承知しているが、登山道がしっかり整備されているという事とは矛盾している。


【最初の岩場】

 ka氏をトップに薄暗い杉林の中を歩く。やがて最初の岩場が立ちはだかる。一応ロープが垂れているが、使うまでもない。(8:16)
 木戸と書かれた標識を通過し、左右の切り立った岩に迫られるように進んでいく。

【風穴】

 岩肌に穴が空いている。(8:36)


【木にも穴】

 妙義は穴が多いが倒木にも自然にできた穴があった(9:01)。


【クサリ場】

 再びクサリ場。かなり急勾配で、さすがにここは鎖に頼りながら登らなければならない(9:15)。


【丁須の頭】

 丁須の頭の基部に到着(9:25)。当初は頭まで登るつもりはなかったのだが、Ko氏がやけに乗り気だ。ならばと、登攀装備を準備する。頭からは鎖が垂れており、それを腕力で登っていくのだが、手を離せば100m下まで止まりそうにないところだ。その鎖は基部でフィックスしており、そこをビレー点としてザイルを付けたKo氏がリードで登っていく。


【丁須の頭に登る】

 基部から頭までは6mほど。途中3カ所ほど中間を取る。3番目のKa氏が登ってくる(9:55)。およそ30分ほどで3人が丁須の頭に到着。


【丁須の頭にて】

 頭の上は丸まっているため、あまり多くの人は登ってこられない。せいぜい5人ほどだろう。この日は風も強くここで立つのは少々勇気がいる。この状態でセルフビレーを取っているのは言うまでもない(9:57)。
 眺望は360度見渡せ、表妙義や荒船山、浅間山などがよく見える。この状態で360度パノラマを撮影するのは不可能だった。

Camera:CANON Power Shot S10

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