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長野県の山

小浅間山


MAP192*136
浅間に寄り添う小さな山
日程 2006年06月24日(土)
山名 小浅間山
山域 長野県
入/下山地 峰の茶屋
メンバー 稲葉,福島

コース(タイム)

峰の茶屋(10:06)−(10:41)小浅間山−(11:19)峰の茶屋

 今回の目的は軽井沢へホタルを見に行くことであったが、遠出をしたついでに山へも行くことにした。当初は、稲含山へ行くはずであったが...。
 金曜日の夜に出発。板橋で仲間をピックアップして、できたばかりの環状八号線を走り、関越自動車道に入る。ETCの深夜割りを有効にするため、富岡ICで下りる。あとは下道で、下仁田経由で軽井沢の山小屋へ。
 翌朝、予報通り天気は晴れ。稲含山は遠く、長丁場だという理由で、山は急遽小浅間山に変更となる。登山口の峰の茶屋までは、30分ほどで到着。駐車場があるか心配したが、峰の茶屋の道路を挟んだ反対側に広めの駐車スペースがあった。
 登山口には案内板がある。火山情報によると、現在の火山レベルは2で、小浅間山頂までは登山ができる状態だそうだ。このレベルでは、5年前に登った、前掛山は登ることはできないはずだ。

photo 192*128 【峰の茶屋登山口】

 標高1406m。道を挟んで反対側に峰の茶屋がある。

 登山口を入ってすぐに右側に東大地震観測所の建物がある。その背後には小浅間山がもっこりと地上からわき出したようにたたずんでいる。その左側にはその小浅間山よりはるかに大きな浅間山があるはずだが、ガスで全く見えない。
photo 192*128 【東大地震研究所】

 1933年に地震研究所の附属施設として設立された。火山性地震を波形や震源から分類し、噴火予知を行っている。
 http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/index-j.html

 建物の前を通り過ぎ、車止めを越える。道は樹林に覆われ、車が走れるほどの幅がある。20分ほど歩くと右側に分岐がある。道標はないが右の道に進む。小浅間山が近づくにつれ地面の露出が広がってくる。
 樹林帯を抜け、見通しが良くなると、再び小浅間山の全貌が見えてくる。浅間山は相変わらずガスの中だ。小浅間山の山腹を斜めに登っていく。足場はザレになる。地図には馬返しと書いてあるが、それほど急な斜面ではない。やがて頂上に着く。  頂上といっても、それを示す道標はない。奥の方に四角柱のコンクリートの柱が立っているがそれだろうか。更に奥に行くとドラム缶のような鉄の円柱が立っている。
photo 192*128 【小浅間山頂上】

 このあたりが山頂、1655m。峰の薬師からの標高差はおよそ250m。


 ピークの東側に行くと三角点らしき、風化した四角柱が地面から出ていた。側面には国土地..と読めなくもない文字らしきものがある。山頂からの眺望は、晴れたら良いのだろうが、この日は雲が多く、浅間隠山など近くの山しか見えなかった。山頂では山頂を探すためにうろうろしただけで、腰を下ろすこともなく下山した。下りは小走りになったため、登って下った所要時間は1時間10分ほど。コースタイムは1時間50分となっていた。

 夜の7時を過ぎて暗くなり始めた頃、軽井沢のホタルの里と言われる発地へ向かった。1週間ほど前からホタルの里ホームページでホタルの発生状況を確認していたので、この日は多くはないがホタルを見ることができるはずだった。気温がそれほど上がらなかったので心配したが、8時半にはホタルの乱舞はピークを迎え、20〜30匹は飛んでいた。

photo 192*128 【軽井沢のゲンジボタル】

 60枚ほど撮った中で一番良くできたもの。
機種,Canon EOS 10D
露出時間(秒),6.0/F値,1.80/ISO感度,800
出補正量(EV),-0.5/焦点距離(mm),50.0


 発地はホタルだけではなく、野鳥も多く訪れる。真っ暗なので、その姿を見ることはできないが、周りでギャーギャー騒いでいるのはオオジシギ。オーストラリアから来た渡り鳥で、今が繁殖の時期らしい。いずれ明るいときにそのオオジシギの姿を見てみたいものだ。
ホタルの里ホームページ:http://www.dia.janis.or.jp/~hotaru/index.htm

Camera:Panasonic DMC-FX9

NOYAMA
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