トップ | 日本四百名山 | 東海自然歩道 | 神奈川県の山 | 東京都の山

日本百名山

平ヶ岳


MAP予定192*136
************
日程 1999年07月17日〜19日
山名 平ヶ岳
山域 越後三山
入/下山地 鷹ノ巣
メンバー 田代、城村、福島


 鷹ノ巣7:39−10:03下台倉山−11:20台倉山−12:57白沢清水−池ノ岳−6:20玉子石−7:12平ヶ岳−池ノ岳−10:57台倉山−11:55下大倉山−13:53鷹ノ巣

 17日の夕方に車で横浜を出発。東京を越え、千葉を越えたあたりで雨が降り出す。東北自動車道西那須野塩原ICで降りて、塩原町、檜枝岐村を抜けて尾瀬御池の駐車場で朝まで仮眠をとることにする。この駐車場は昨年の春に来たときは無料であったが、有料に変わっていて、出るときに1,000円取られることになる。
1日目(7月18日)
 雨は朝まで降り続き、日程的には余裕があったため、一日停滞してから登るという案もあったが、それほど強い雨でもなかったので行くことにする。
 御池の駐車場は尾瀬や燧ヶ岳へむかうハイカーでごった返し、平ヶ岳登山口へ向かう車はほとんどない。峠を下ること10数分で、平ヶ岳登山口の駐車場がある。こちらは10数台収容と小さいが、空きは多かった。
 駐車場脇にはバス停と登山口がある。バスは沼山峠行きと尾瀬口行きがともに1日3本づつある。

【鷹ノ巣の駐車場】

 車は十数台とめられる。この道の先が奥只見湖方面となり、駐車場の左手にバス停と登山ポスト、登山口がある。7:37  林道に入り、しばらくすると下台倉沢を横切る。


【やせ尾根の急坂】

下台倉山への支尾根は徐々に急坂となってくる(8:15)。
依然雨は降っているものの、左手には燧ヶ岳の二つのピークが見えてくる。



ヒメコマツの幹に張り付けられた「前坂」のプレートの前を通過(8:32)。



【やせ尾根にて振り返る】

雨は降っていても眺めは良い。登ってきた尾根や大杉岳、燧ヶ岳が見え、かなり高度を稼いでいるのがわかる(8:52)。


10:03、下台倉山を通過。平ヶ岳まで8.3km、鷹ノ巣から3.2kmの地点である。
このあたりから足下のぬかるみがひどくなる。初めは防水の効いていた登山靴であるが、長く歩いているうちにその効果はなくなり、中まで浸水してくる。

登山道の植物
【オオコメツツジ】

ツツジ科ツツジ属
8:21
【ウラジロヨウラク】

10:40
【マイズルソウ】

12:12
【ショウジョウバカマ】

ユリ科ショウジョウバカマ属
6:04

11:20、三角点のある台倉山(1695.3m)に到着。その先の台倉清水は期待していた水場であるが、ちょっと場所がわかりづらい。右手に少し下ったところにごく微量の水流があり、それが水場らしい。手ですくうこともままならないので、直接口で飲むのが一番飲みやすい。

【泥沼だらけの道】

 とにかく泥沼の長丁場で、深いところは20cmほど登山靴が埋まってしまう(12:32)。杖で足場の良さそうなところを確かめてから、足を踏み出して前へと進む。


12:57、白沢清水に到着。わき水の周りを板で囲って水場としている。備え付けのコップで水を汲むが、水流がないため綺麗な水がすくえない。発汗の水分を補うためかなり飲んだ。心配はしなかったが、その後腹の調子は何ともなかった。
 池ノ岳近くになると木道となるため、ようやく泥沼とおさらばである。今夜の寝床となるのは池の岳周辺であるが、特にキャンプ指定地となっているわけではないので何もない。木道を逸脱するのは気が引けるが、比較的平らなところを見つけてテントを立てる。このあたりの水場は下の方へ行けば沢もあるが近くに雪渓があるので、その雪解け水をポリタンクに詰める。



次のページへ

Camera:CANON Power Shot A5

NOYAMA
ホームに戻る
NOHOU