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東北放浪'98



 【期 日】1998年8月3日(月)〜7日(金)
 【山 名】蔵王山鳥海山岩木山八甲田山
 【交 通】マイカー
 【天 気】曇り、八甲田山のみ雨
 【メンバ】T、福島
 【コース】
  横浜→川崎−首都高−東北自動車道−白石IC−蔵王−鶴岡市−象潟−
  男鹿半島−岩木町−八甲田−黒石IC−東北自動車道−首都高−川崎
  →横浜
 【交通費】ガソリン:14,608円,高速:21,000円,有料道路:970円
 【宿 泊】
   8/3:蔵王坊平国設野営場
   8/4:象潟海水浴場キャンプ場
   8/5:霊峰キャンプ場
   8/6:百沢温泉(自炊宿)


 98年の夏休みは東北の山へ行くことにした。昨年までは北海道へ行っていたのだが、3回続けて北海道の夏はどうも天気が悪い。梅雨がないと言われる北海道だが、実は8月の北海道は梅雨なのかも知れない。そこで今年は趣向を変えて東北にしてみた。しかしながら、出発の日になってもまだ梅雨が明けていない。今年ものっけから天気が期待できない山行になりそうであった。

8月3日(月)
 横浜の自宅を7時に出発。この日はお盆前でまだ出勤している人が多い。通勤ラッシュの交通渋滞に交じって、川崎で今回の相棒をピックアップ。首都高に入るまでかなり渋滞していた。首都高に乗ってから東北自動車道へは割とすんなり通り抜けることができた。
 9:38、浦和本線のゲート通過。10:10、蓮田SAでトイレ休憩。12:20、安達太良SAで昼食休憩。
 白石ICで降りて、蔵王エコーラインへ向かう。途中ファミリーマートで明日の食料を調達して、さらに滝見台という展望台に立ち寄る。

【三段の滝】

 『三段の滝 日本滝百選入選。落差181m、幅7m、ブナやカツラの林の中を三段になって落ちる滝。蔵王山中澄川の代表的な滝です。この滝には、伝説としてカニとウナギとの壮絶な滝壺(住み家)争いが伝えられています。新緑と紅葉の頃が特に美しい。』と説明書きがある。14:38


 
【不動滝】

 不動滝 蔵王山中の中でも大きな滝で、落差54m、幅16mあります。
 澄川にかかる直下瀑で、この滝には、伝説としてカニとウナギとの壮絶な滝壺(住み家)争いが伝えられています。
 滝とその周辺は秋ともなるともなると、真っ赤な紅葉が豪快な水の流れに彩りを添えます。14:51



 
【表登山口バス停】

 途中、表登山口のバス停で時刻を確認。明日はここまで縦走してきて、バスで車のところまで戻る予定だ。
 刈田山頂行きは、9:59、10:43、11:54、13:24の4本だけだ。
 白石蔵王駅行きは、12:47、14:17、15:57
 仙台駅行きは、15:17


 
【不帰の滝】

 お釜を水源とする落差28mの滝。駒草平の駐車場からすこし歩いた展望台より。15:12


 
【大黒天】

 大黒天 標高1432m、駒草平の駐車場から降りてすぐの所。15:27


 
 観光客気分の滝見見物を終え、有料(520円)の蔵王ハイラインで刈田岳山頂へむかった。山頂はガスにおおわれ、視界は50mくらい。唯一の施設であるレストハウスで早めの夕食を取った。この付近で野営できそうなところを探したが見つからず、レストハウスも17時で閉鎖されるらしい。結局当初の予定通り蔵王坊平のキャンプ場へ向かった。途中、ハイラインの料金所で早朝でも通れることを確認した。夜間閉鎖の有料道路が多々あるため、朝の足止めは避けられそうだ。

【蔵王坊平国設野営場入り口】

 テン場使用料は、お一人様350円ぽっきり。他の客は家族キャンプが一組だけで、そのテントから50mほど離れたところにテントを張った。16:38


 
【蔵王温泉大露天風呂入り口】

 野営場にテントを立ててから、蔵王温泉へ向かった。旅行誌にも載っている、大露天風呂に入ろうと決めていた。蔵王温泉までの道のりは結構遠いが、ほとんど車が走っていないので快適にとばすことができた。
 大露天風呂前の駐車スペースは、マイクロバスが何台も止まっており、旅館の客が大挙して押し寄せているようだ。17:52


 
【通路脇は男湯】

 大露天風呂は谷間の林の中にあり、坂を下っていくと右手に男湯が見える。当然のことだが女湯は一番奥で、見えない。17:53


 
大露天風呂の説明書きより
『蔵王温泉街の東方に位置し、蔵王温泉に湧出する温泉郡の一つで、通称一度川源泉又はシンドノサワ源泉と呼ばれ、きりきずやあせも等に特効のある湯花採取場として利用していました。蔵王の湯花は樽に入れ、山形のべにばなと共に京都大阪の薬種業と商いしていた江戸時代の記録があります。この露天風呂は五箇所の源泉より湧出す温泉を利用し、量は毎分約820リットル、湧出温度は45度〜54度で入浴には最適であり、自然の景観を充分活用し1987年に完成しました。
 蔵王温泉は古くは高湯、最上高湯と呼ばれ、景行天皇の御代(西暦110年頃)大和武尊の臣吉備多賀由により発見されたと伝承され、三代実録(901年)には西暦837年酢川温泉神社に従五位下を授けたと記録されていり、県内はもとより日本でも有数の永い歴史を持つ温泉場といえます。
 素晴らしい蔵王の四季の景観と共に心ゆくまで堪能して下さい。蔵王温泉』


 

明日は蔵王山登山です


Camera:CANON Power Shot A5

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