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北アルプス裏銀座縦走−日本百名山

北アルプス裏銀座縦走−日本百名山

主要な名山を一気に踏破

主要な名山を一気に踏破

【野口五郎小屋を目指す】

野口五郎小屋を目指す

 《縦走二日目》
 昨日はテントを撤収して小屋に泊まっていた。我々は自炊であったが、小屋の朝食は早く、5時くらいから始まっていた。6時過ぎには小屋の客のほとんどは出払っっており、我々はほぼ最後に小屋を出た。仲間の一人を高瀬ダムまで見送るために、苦労して登ってきたブナ立尾根をくだって行く。半分ほど下ったところで、もうここでいいだろうと言うことになり、そこで仲間を見送り、再び登り返した。今回は昨日のような重量級のザックではなく、サブザックで来ていたため、昨日よりは楽であった。この日は平日のためブナ立尾根を登ってくるのは学生が多かった。

 烏帽子小屋を再出発し、三ツ岳を経て、野口五郎小屋を目指す。烏帽子小屋周辺は池塘や緑が多いが、三ツ岳が近づくにつれ、砂漠のようになってくる。稜線上は遮るものが無く、太陽に照らされ暑い。11:46
 三岳山頂手前はちょっとしたザレの急坂。ゆっくり歩いて2844.6mの山頂に到着する(12:47)。


【残雪の水場】

 マップには7月中旬まで残雪ありと記載されているところ。この時期でもかなり雪は残っており、小川ができている。シェラカップで水をすくいポリタンに詰め、自らもがぶ飲みする。そして顔や腕を洗う。烏帽子岳から三俣蓮華のテン場まではここしか水場がないので、貴重な水場のオアシスである。(野口五郎のテン場に泊まる場合は3Lは汲んでおきたいところ)
14:03


【野口五郎岳手前】

 槍の穂先が見えてくるようになる(14:15)。野口五郎小屋は行けども行けどもなかなか見えてこない。小屋まであと400mという標識が現れるが、その400mの長いこと。小屋がようやく見えるのは100m手前からであった。



【野口五郎小屋】

 期待していた水場は無し、小屋で買った水は1L200円、塩素消毒しており極めて不味い。
 この日はこの小屋のテン場に宿泊。夜半にかけて風が強くなり、テントが飛ばされそうになる。ペグをしっかり打ち付けて風に対抗する。 15:09


 《縦走三日目》
 4時にはテントの中も明るくなってくる。この日も快晴だ。6時の出発に会わせ、食事を済ませ、テント撤収。

【荷下ろしをするヘリ】

 小屋のテン場を後にすると突然ヘリが飛来し、野口五郎小屋の横でホバリングし、荷下ろしと回収を行い去っていった。かなり風が強い中でよく操作できるものだと関心した。
6:21


【野口五郎岳山頂】

6:32、野口五郎岳山頂(2924.3m)に到着。あの野口五郎とどういう関係なのかは知らない。山頂正面には槍ヶ岳の勇姿が見える。


【真砂岳分岐手前あたり】

 鷲羽岳と水晶岳が見える(6:52)。7:06に真砂岳分岐を通過。



【東沢谷】
 左から水晶岳、赤牛岳、立山。7:35


ガレ場を通過
【ガレ場を通過】
   水晶小屋
【水晶小屋】

 8:06、東沢乗越を通過する。水晶小屋までは急坂の登りが続く。やせ尾根でスリルのあるところだ。8:44、水晶小屋に到着。ここから水晶岳まではピストンとなる。水晶小屋にはテン場、水場、水の販売はない。

《登山道の花》
オヤマノエンドウ シャクナゲ
 【1.オヤマノエンドウ】
 【2.シャクナゲ】
 【3.】
ハクサンイチゲ ミヤマオダマキ
 【4.ハクサンイチゲ】
 【5.】
 【6.ミヤマオダマキ】


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