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里山散策

よこやまの道


MAP192*136
万葉に歌われた古道を歩く
日程 2006年12月17日(日)
山名 多摩丘陵
山域 東京・神奈川
入/下山地 はるひ野駅/唐木田駅
メンバー 齋田、伊達、大山、Chifu、福島

コース(タイム)

はるひ野駅(9:30)−展望広場−一本杉公園−(12:23)小山田緑地(15:10)−大泉寺−(16:39)唐木田駅

 よこやまの道というハイキングコースを歩いて、鍋を囲むという企画があったので参加した。久しぶりに会うメンバーである。集合場所のはるひ野駅は真新しく、2004年12月に開業している。小田急線の中で最も新しい駅だそうだ。最近まで里山だったところを公団が開発し、町をつくり新駅を作らせている。日曜の朝9時過ぎにその駅に降り立ったが人の気配はなく、閑散としている。
 はるひの駅で5人が集まり、北口の改札を出て出発。しばらく舗装道を歩く。立入禁止の緑地を回り込み、稲城台病院入口交差点を左折。陸橋の手前で初めてよこやまの道の道標があので、西順路方面へ左折する。ここからは公園の遊歩道を歩く。
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 【はるひの駅北口】
 【最初の道標】
 【諏訪ヶ岳】
 落ち葉が敷き詰められた、ちょっとした丘陵地帯の尾根を歩いていると、円く杭で囲まれた中に三角点がある。地面に刺さった板きれにマジックペンで諏訪ヶ岳144.3mと書かれていた。今回のコースでもっとも山らしいランドマークである。皆で記念に写真を撮る。
 民家の畑を左に回り込み、道は再び舗装道になる。住宅街が一望でき、遠くに焼却場の塔の上でライトが点滅している。その焼却場まで歩くという。
 よこやまの道の指導標は、進行方向を一本杉公園と指し示している。陸橋を渡ると案内板があり、この谷が鎌倉古道であり、戦乱の時代には大勢の武士や兵士が通り過ぎたのだという。
 一本杉公園の中へ入っていく。ここでしばしトイレ休憩。公園の中ではどこかの団体が餅つきを行っていた。綺麗に整備された、静かな公園である。
 公園を出てさらに歩き続ける。ゴルフ場を回り込むように道が続いている。道に沿って白い背の高い木が立ち並んでいる。ゴルフ場のオーナーが趣味で植えたというユーカリの木だそうだ。ゴルフ場を左に巻くように歩いていくと、小山田緑地に入る。
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 【一本杉公園入口】
 【ゴルフ場を巻く】
 【小山田緑地へ】
 小山田緑地の奥には広場があり、テーブルやイスが用意されている。ようやくここで昼食兼宴会である。日差しも出てきて暖かい。昨日までの大雨がウソのようで、まさに小春日和である。
 テーブルには、Chifuさん仕込みの筑前煮やローストビーフ、チーズ、湯豆腐鍋、ワイン、焼酎等が並び、2時間あまり談笑。宴も終わり頃、公園の管理人が巡視にやってきて、公園内で火気はやらないでくれとのもっともの言葉。しかし、今日は大目に見ましょうとのことで事なきを得た。しかしこの緑地は、人通りがほとんど無く、我々が宴会している間にわずか数人が通り過ぎただけであった。
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 【緑地内の広場】
 【道祖神】
 【大泉寺】
 齋田さんの希望で大泉寺へ行くことにした。2万5千分の1地図で見る限り、長い参道を持ち立派な寺のようだ。小山田緑地から出て、住宅地を歩いていると道ばたに地蔵や道祖神を祭るほこらが多数点在している。前掛けや供えた花が新しい。このあたりの住民が信心深く保護しているのだろう。陶器製の円柱の郵便ポストも健在で昭和初期の面影を残した地域である。
 参道を歩いて、大泉寺へ入っていく。この参道は、平安時代には流鏑馬が行われていたそうだ。大泉寺自体は見どころのあるものではなかったが、小山田高家公顕彰碑が立っていた。
 時はすっかり夕暮れで、参道で解散となる。一度通りのバス停に行ったが、バスは出たばかりで次が20分後であったため、唐木田駅まで歩くことにした。40分ほどかけて唐木田駅まで歩くと空はすっかり暗くなっていた。
Camera:Panasonic DMC-FX9

NOYAMA
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