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大山-千葉県の山

大山-千葉県の山

住宅地の裏山で大洋を一望

住宅地の裏山で大洋を一望

【山頂から東京湾を望む】

山頂から東京湾を望む

山行情報
日程 2015年02月28日(土)
山名(山域) 大山(南関東
入/下山地 坂田
メンバー 単独行
行動時間 54分
歩行
距離
登り
下り
歩数
3.1km 248m 248m 18,000歩
大山マップ

コース(タイム)

坂田(10:42)-(11:11)大山(11:16)-(11:36)坂田

 《山概略》
 房総半島の先っぽにある岬の山が大山である。房の大山、坂田の大山などと呼ばれている。標高は193mと低いが、山頂からは太平洋や神奈川方面の山も一望できる。

 《アプローチ編》
 アクアラインで房総半島に上陸し、まずは大日山を登った。そして房総半島を南下し、館山城に立ち寄り(天守からの眺望は素晴らしかった)、岬の先端へ向かった。房総フラワーラインを車で走るが、登山口は分かりにくい。一度それらしき場所を通り越してしまい、引き返して再確認するとそこが登山口であるようだ。大山のちょうど真北のあたりだ。県道からすぐ入ったところに空き地があるのでそこに車を駐めた。私有地かもしれないのでこの駐車場所はあまりオススメできない。


館山城に立ち寄り
【館山城に立ち寄り】
   坂田の集落を出発
【坂田の集落を出発】


 《大山へ》
 用水路に沿った幅2メートル余りの生活道路を歩き始める。目の前には小高い山ともつかない緑に覆われた丘が見えている。まっすぐ正面に向かっていけば道は間違いないのだが、道なりに歩いて行くと神社の鳥居があり、そこをくぐって階段を登ると行き止まりだった。道中、山を示す道標はないので道は分かりにくい。少し戻って途中の分岐を探したが山へはいるような道は確認できなかった。  途方に暮れていると、地元の家族が歩いていたので走り寄って大山への登り口を聞いてみた。すると、目の前の民宿の壁に素って左に行けばよいと教えてくれた。よく見るとその壁際に大山コースと書かれた指導標があるではないか。先ほど近くまで来たときは全く気がつかなかった。

民宿の手前を左(ここがキモ)
【民宿の手前を左(ここがキモ)】
   竹藪の細道
【竹藪の細道】

 民宿庄次郎の白い壁を左に行くと、うっそうとした藪の中に小道が続いている。子どもの秘密基地のような道を進んでいくと、山道らしく登り道が始まる。一応お助けロープがあり、登りやすくなっている。少し登ると、大山頂上まで20分と書かれた指導標がある。

山頂まで20分
【山頂まで20分】
   マテバシイの森を行く
【マテバシイの森を行く】

 マテバシイなどの樹林に覆われ見通しのない尾根を歩いて行くと大山の山頂(193.6m)に到着する。山頂には一等三角点や房州低名山とかかれた道標がある。そしてなぜか脚立があるので、その上に乗って周りの景色を見回した。標高が200m足らずとはいえ、周りには遮るものがないので、見晴らしはよい。館山の海岸線や、海の向こうに結構大きく大島が見え、そしてよく見ると東京湾を挟んでうっすらと富士山の姿も見えている。

大山山頂
【大山山頂】
   山頂から館山方面
【山頂から館山方面】

海の向こうに富士山
【海の向こうに富士山】
   住宅地に降りる
【住宅地に降りる】

 海に突き出た半島の山という性格上、大戦中は山頂付近に砲台があったようだ。それらしき施設は気がつかなかったが、冬でも緑が生い茂っているので、その中に隠れていたのかもしれない。山頂からは海から外敵が来ればすぐに分かりそうだ。
 5分ほど周りの景色を楽しみ、車を駐めた場所も気になったので早めに下山した。来た道を戻る途中、何人かとすれ違った。地元に人が子連れで散歩に来ているような感じだ。下りは迷うこともないので、20分ほどで駐車場所にたどり着いた。

付近の山 大日山(2015.02.28)、富山(2001.02.03)、鋸山(2006.04.30)

立ち寄り湯情報
 
スーパー銭湯 君津の湯★★
場所:千葉県君津市外箕輪154(TEL:0439-57-2641)
料金:690円・時間:5:00~8:00、10:00~24:00
休館:無休
食堂:有、露天:有
Camera:CANON EOS Kiss X6i

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