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伐株山-大分県の山

伐株山-大分県の山

山頂まで車!町を見下ろす山城跡

山頂まで車!町を見下ろす山城跡

【山頂の草原から玖珠町を一望】

山頂の草原から玖珠町を一望

山行情報
日程 2011年08月10日(水)
山名(山域) 伐株山(大分
入/下山地 山頂駐車場
メンバー 福島親子
行動時間 45分
歩行
距離
登り
下り
歩数
1.1km 52m 52m ■■歩
伐株山マップ

コース(タイム)

山頂駐車場(12:55)-あずま屋-三角点-(13:40)山頂駐車場

 《山概略》
 大分自動車道が開通する前の学生時代、くじゅうへ行くため国道210号線を車で走っていると、右手に不思議な形の山が見えてくる。見るからに伐株のようで、その名を伐株山という事を聞いた。車で山頂まで登れるらしい事は聞いていたが、そこを訪れることはなかった。
 伐株山に立ち寄ってみようと思ったのは、福岡に帰省してくじゅうの温泉に入るためこの付近に来たためであった。大分自動車道の玖珠SAで食事をしていると、目の前に伐株山が見え、急ぐ旅でもないので行ってみることにしたのだった。

 《アプローチ編》
 大分自動車道の玖珠ICで降り、玖珠の街を南下する。目の前の伐株山の背後に回り込むように進み北上する。道は舗装され、それほどカーブもないのでゆっくりと登っていく。登り切ったところには広い駐車場があり、平日のためか営業車が一台だけ駐まっていて中で昼寝をしていた。


山頂の駐車場
【山頂の駐車場】
   遊歩道には説明板がある
【遊歩道には説明板がある】

 《展望台へ》
 山頂の三角点は駐車場のすぐ近くにあるので、玖珠の街を見渡せる展望の方へ歩いて行く。草原の中に舗装された遊歩道が続いているので、道なりに歩いて行く。道脇には伐株山の伝説や歴史、玖珠町がおとぎの国であることの説明が書かれたプレートがある。
 伐株山はもともとクスノキの大木であったが、町全体を日影にしたため、作物も実らず病人も多く出ていた。そのため巨人がこの木を切り倒し、残った切株がこの山だという。山にはとかく巨人伝説が多いものだ。
 遊歩道を5分も歩くと突き当たりにあずま屋がある。見晴らしの良い場所で町並みを一望することができる。町との標高差は340mほどで、以前はここに玖珠城や高勝城が築かれたそうだ。玖珠の町は玖珠川や九州自動車道が横切っているのが分かる。また、他にも切株のように見える山も見えるが、この辺りの地形は切株ができやすいのだろうか。東の方には由布岳の姿も見られた。

遊歩道の先にあずま屋
【遊歩道の先にあずま屋】
   玖珠の町並みを一望
【玖珠の町並みを一望】

 駐車場の方へ戻り、その先の三角点へ向かった。三角点は土塁の様なところの上にあり標高は585.5m。近くには石碑や石像がある。石像の方はあとから調べると、空海の幼少時代の像だそうで、大正時代に立てられている。


弘法大師空海の幼少の石像
【弘法大師空海の幼少の石像】
   伐株山の三角点
【伐株山の三角点】

 伐株山の散策は小一時間ほどで、草原や眺望で目を癒すことができた。大分県は自然が豊かな場所だ。引き続き、さらに大自然が広がるくじゅうへ向かった。明日は一目山を登る予定だ。

《登山道の花》
道祖神 ■■ ナデシコ
 【1.道祖神】
 【2.■■】
 【3.ナデシコ】

Camera:NIKON COOLPIX P300

NOYAMA
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