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山梨県の山

赤鞍ヶ岳


MAP予定192*136
地図は朝日岳、でも赤鞍ヶ岳
日程 2004年05月22日(土)
山名 赤鞍ヶ岳
山域 山梨県道志村
入/下山地 道志村役場
メンバー 稲葉,伊達,福島


青木ヶ原→道志村役場−秋山峠−赤鞍ヶ岳−雨量計−大栗−道志村役場→道志の湯→

 橋本駅で知人をピックアップして、青野原オートキャンプ場へ向かった。10年ほど前によく利用したキャンプ場だが、ほとんど変わっていなかった。敷地が奥に広くなったようだ。土曜の早朝からすでに多くのテントが張られていた。我々もテントを立てて、仲間を待った。
 仲間が集まりだし、4人になったところで、3人で道志村へ向かった。1人はお留守番。青野原から道志村までは国道413号をまっすぐ行けばいい。道志村役場は国道沿いにあり、その正面の駐車場に車を止めた。

【わかりにくい登山口】

 赤鞍ヶ岳への登山口は道志村向かって左手、2軒の民家の隙間である。


 登山口はわかりにくい。うろうろしていると、地元の人が現れて教えてくれた。写真の民家の隙間が入口になる。指導標も何もないので普通は分からないだろう。民家の裏手の畑を抜けていくと、コンクリートの農道に出る。農道を歩いていると、左手に不思議な構造物が見える。巨大な桶のような砦のような、よく見ると罠のようだ。熊でも捕らえようとしているのだろうか。
 農道を10数分歩いたところで指導標に従い、左手の山道へ入っていく。急な登りが続き、秋山峠に出る。峠では一組の男女が休憩していた。この日はこの一組以外の人に会わなかった。

【赤鞍ヶ岳頂上】

 1299m。ガスで頂上からの眺望はないが、もとより樹林の中であるため晴れていても期待はできない。


 秋山峠から、左手の朝日山のピークへ向かう。少し下って緩やかに登ると眺望のないピークに出る。地図上は朝日山のはずだが、実際は赤鞍ヶ岳の指導標が立っている。朝日の文字はどこにもない。少し休憩して、地図上で三角点のある赤鞍ヶ岳へ向かった。
 秋山峠まで戻り、引き続き稜線を東へ向かう。ときどき丹沢方面が見えると思われる展望地点があるが、まっ白で何も見えない。富士山が見えるところもあるはずだ。
 雨量計のあるところまで来たのだが、山頂の指導標や三角点を見つけることができなかった。雨量計からは下りになるので、そのあたりがピークだったのだろう。そのまま進んでいくと大栗と厳道峠の分岐になったので、ここで昼食休憩とした。落ち葉の上に腰掛けてコンビニのおにぎりを食べていると、ハエだか蚊がまとわりついてくる。それもただまとわりつくだけでは飽きたらず、痛みを伴って刺す虫も寄ってきた。食事を済ませて早々にその場所を後にした。
 稜線から別れた下りの尾根も急坂である。風景は檜の植林から杉林に代わる。このあたりの木は良く手入れされていて、まっすぐに綺麗に伸びている。木のことはよく分からないが、立派な建築材になるのだろう。途中、登山道脇にゴトウ石と白いペンキで描かれた岩があったが、何だったのだろう。
 登山道は車道に出る。眼下には国道沿いの建物が見えている。車道の側溝には綺麗な水が大量に流れている。道志は水の里と言われる所以だ。道志の水は横浜まで来ているそうだ。
 国道まで出て、駐車場まではもうひと歩き。歩道が無く走る車は結構飛ばすので、危ない。自分も車で良くこの道を走るが、飛ばすので文句は言えない。道ばたに珍しい形の花が咲いていた。帰って調べてみると、カルミアという外来種のツツジであった。
 駐車場に戻り、道志の湯へ向かった。

【ハンショウヅル】


【カルミア】

 ツツジ科、別名ハナガサシャクナゲ
 北アメリカ原産の常緑低木

温泉情報
道志の湯★★★
山梨県南都留郡道志村7501番地(0554-52-2384)
硫酸塩泉、PH8.7
料金:500円(2時間),食堂あり、生ビール無し
休館日:第一火曜日、年末12/28〜12/31
4月〜10月-10:00〜21:00,11月〜3月10:00〜20:00


Camera:SONY DSC-U30

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